時事ネタ

「男女どちらが社会で優遇されてる?」約4割が「差はない」と回答! 「個人に重きがある社会になってきている」(70代男性)

昔から根強く残っている社会問題として「男女の格差」があげられますが、男女それぞれ優遇されている場面があるため「男女で差はない」と考えている人が多いことがわかりました

2022/10/20
robamimi編集部

昔から根強く残っている社会問題として「男女の格差」があげられます。「ジェンダー平等の実現」は、近年よく耳にするSDGsのうちのひとつでもあります。

世界経済フォーラムが発表している「ジェンダーギャップ指数2022」において、日本は116位で、G7とアジア・太平洋地域のうち最下位という結果でした。

日本が評価を下げた要因は、特に経済分野において労働参加率や管理職の割合で男女差があるためだそうです。

そこでロバ耳編集部では以下の内容のアンケートを実施しました。

社会全体では、男性と女性、どちらが優遇されていて得だと思いますか?

男性 37.7%

女性 20.9 %

男女で差はないと思う 41.4 %

男性と女性で比較すると男性の方が多い割合になりましたが、「男女で差はないと思う」と回答した人が 41.4%というもっとも多い割合を占める結果になりました。

 

性別・年代別に見てみるとまず、「男性」と答えた男性の割合が30代・40代・50代は35%前後であるのに対し、60代では49%と約5割近くを占めています。

また、「女性」と答えた男性の割合では、60代・70代は約12%〜14%であるのに対し、40代は29.0%で約3割を占める結果に。

一方で、「女性」と答えた女性の割合においては、60代の約14%に対し、20代では38.3%、40代では31.8%と高い傾向にあることがわかりました。

それぞれの意見をご紹介します。

仕事においては男性、それ以外は女性が優遇されているのでプラマイゼロ

社会人としての待遇面は間違いなく男優位ですが、それ以外の部分は何かと女性が優遇されているように感じるので五分五分ではないでしょうか?(40代男性)

特定の分野では優遇され過ぎ、又はその逆があるが、あらゆる観点から見れば両性とも損得はないため(20代女性)

ケースバイケースだと思う。仕事面では男性が有利だと思うが、女性は女性というだけで許されることもある(50代女性)

活躍の場は男性のほうが多いので得だと思うが、女性だから優遇されることもあるのでどちらとも言えない(60代女性)

お互いに優遇されているところがあるから一概に言えない(50代女性)

男性優位な場面は多いと思う。ただしサービスなど女性優位も多いから使いようではある(20代男性)

男性も女性もそれぞれ優遇されている面があるため、五分五分なのでは、という声がもっとも多くあがりました。

中でも、仕事においては男性、レディースプランなどを含めたそれ以外は女性のほうが優遇されているという声が目立ちました。

昔は男女差別があったが、今は平等!一方で、性別は関係なく個人が重要だという声も

昔はあったが現在は平等だと思うから(60代男性)

最近はとみに男女の別はなくなってきている(70代女性)

性差の意味がなくなりつつある(50代男性)

以前は男女差別があったけれど、最近は性差がなくなり平等になっている、という声も多くあがりました。

その一方では、

男性と女性というより、個人に重きがある社会になってきていると思います(70代男性)

という声も。

近年重要視されている、性別に関係なく個人を尊重する、いわゆる多様性を尊重している社会になっているという声も見受けられました。

給与や議員数、社長の数…労働面では男性が優遇されている?!

男性のほうが給料が高いことが多いから(40代男性)

国会議員数、社長の数どちらを見ても一目瞭然だと思う(70代女性)

昇進が男性労働者の方が早い(60代女性)

男女平等と言いたいところだが、日本ではまだ男のほうが優遇されている。議員の割合や経営者の割合をみても、それが表れている(70代男性)

女性が首相になれない(60代女性)

男性のほうが正社員になることが多いし、年収にも差があって男性のほうが優遇されている感じがあるから(30代男性)

「男性」と回答した方たちにおいては、仕事や政治などの面において、男性のほうが優遇されているという声がもっとも多くあがりました。

実際に、日本の男女間賃金差は、世界各国に比べると大きいといわれています。

昔から比べると差は縮まっていると感じますが、給与の面では今も男性の方が優遇されていると思います(40代女性)

女性が進出する企業は素晴らしく増えたと思うし、能力のある女性がそれだけたくさんいるというのも否めないが、やはりそんな中でもまだまだ女性だということで蔑視したり、セクハラなどをする男性も多くいると聞くから(50代女性)

以前と比較すると差が縮まり、女性が社会進出しているけれどまだまだ平等とはいえない、という声も。

一方では、

無理して女に役職を与えたりしていて、それはまだまだ男社会だという証拠(60代男性)

2003年に政府は女性管理職比率を30%になるよう目標を掲げましたが、そういった目標を掲げること自体が男性が優遇される世の中の象徴なのでは、という声も見受けられました。

出産や育児…男性は仕事に影響がない

育児しないから(20代女性)

出産で休んだりしないから(40代女性)

女性は産休や育休などで社会から離れる時間があるから(30代男性)

仕事の面で給料が高く、出世が早い。家事育児をやらなくても、女性よりも何も言われない(60代女性)

子供を産まないから(60代女性)

出産や育児による仕事上の休暇が男性にはない、という声も多くあがりました。

近年は男性にも育休を取得するよう、政府が「2025年までに男性の育休取得率30%」という目標を掲げています。

しかし、厚生労働省が発表した2021年度雇用均等基本調査によると、男性の育児休業の取得率は過去最高の13.97%であり、9年連続で上昇しているものの、政府の目標とは大きな差があるといえるでしょう。

共働きでも家事は女性の仕事?義母との因縁も…

家事は男性がしなくても何も言われないが、女性がしないと怠けているという思いが未だに根強く残っていると思う(60代女性)

結婚してお互い仕事をしていてもどうしても家事は女性の仕事と思う姑が多いから(50代女性)

働いて稼ぐのは大変なことで感謝はしている。が、子供がいて、子供のお世話と家のこととやることがたくさんで休みがない。仕事をしていても、基本的には、学校のこと、子供のこと、家のことは母がやらなきゃいけないので、すごく不平等だと思う。あと、自分の旦那について。義母から旦那(自分の息子)のことを言われる。旦那のよい所は義母のおかげで、悪い所は嫁のせいになる。やってられない(30代女性)

家事は女性の仕事、という考えが根強く残っているという声も。

中でも、共働きの家庭においても、結局家事は女性がするべきだという傾向にあるという声が多く見受けられました。

厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書」によると、男性雇用者世帯のうち共働きの家庭の割合は66.2%であり、年々上昇している傾向にあります。

しかし、「男女共同参加白書 平成29年版(2017年版)」によると、日本の夫婦の家事・育児に費やす時間は妻が7時間41分に対して、夫の方は1時間7分と発表されています。

やはり、圧倒的に家事の負担は女性のほうが大きくなっているといえそうです。

また、中には家事をやるべきという考えを持っている義母が多い、という声もちらほら。

女性専用車両、レディースデイ…女性のほうが得をしてる!

女性専用車両など女性向けのサービスが多いため、女性は優遇されていると感じる(20代男性)

レディースデーはあっても、メンズデーは聞いたことがない(50代女性)

女性専用・レディースデーなど、女性を特別保護対象にしている言葉が多い気がする(70代男性)

ビジネスでは女性が優遇されていなんどの不満をよく見受けられるが、だが世の中全体でみれば、映画、婚活パーティー、ファション、飲食店などでも男性よりも女性優遇の割引サービスのほうが充実している。男性にとっては不満があるし、これで男女平等とか取り上げている時点にも疑問感じてしまう(40代男性)

女性専用車両やレディースデーなどのレディースプランを例にあげ、女性のほうが得だという声が多くあがりました。

レディースプランについては、度々男女平等問題において注目される機会がありますよね。

しかし、そもそもレディースプランはマーケティング戦略のひとつであり、現在の社会の構造上、平日に来店が見込める主な客層が女性であるということが背景にあるんだとか。

身近なレディースプランといえば、映画館におけるレディースデーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

あまり知られていない事実ですが、   大手シネマコンプレックスの「TOHOシネマズ」は以前メンズデーという男性のみの割引プランを実施しており、利用者が少なかったことにより廃止となっています。

最近では女性優遇のサービスなど増えてきて、男性差別じゃないの?と感じる場面も増えてきた。最近では地元の映画館がレディスデーを取り止めて誰でも割引価格で映画を観れるように変わりました(30代男性)

上記のコメントのように、前述の「TOHOシネマズ」では2021年7月7日をもってレディースデーを廃止し、「TOHOウェンズデー」をスタートしました。男女関係なく、毎週水曜日は鑑賞料金が安くなるという割引プランです。

とはいえ、すべてのレディースプランが廃止されているわけではありませんし、一部のレディースプランは今後も続いていくのではないでしょうか。

家事が女性の仕事といわれる一方、家計を支えるのは男性という考え

なんだかんだ言っても、男には家族を養わなければならない責任がつきまとう。シングルマザーの方は大変だが、そうでなければ女性のほうが働き方をある程度自由に選べると思う(40代女性)

男性はセクハラとか常に気を付けないと、いらぬ疑いをかけられることがあるが、女性は常にセクハラを訴える立場が多い気がする。男性は家庭を守るのも当たり前のこととされることが多いので大変だと思う(60代女性)

女性専用車両。女性は働かない選択肢があるが男性にはほぼない。女性のほうが平均寿命が長く、年金受給年数や高齢時の医療費が多いのに、年金制度や健保制度は共通(20代男性)

家計を支えるのは男性であり、男性には働かない選択肢がほぼない、という声もあがりました。

最新の国勢調査によると、2000年から少しずつ、夫が専業主夫や兼業主夫の世帯は増加しているそうです。とはいえ、日本における夫が専業主夫をしているという世帯は、全体の5%程度であり、ごく少数だといえるでしょう。

昔は男性が優遇されていたけど…近年の女性優遇はいき過ぎ?!

以前なら男だったかもしれないが、今は女性のほうが優遇されていると思う(50代男性)

女性差別が言われるようになって、いき過ぎの部分もあるから(30代女性)

以前より差はなくなってきたけど、母子家庭を例に取ると税金面で女性の方が優遇されている気がする(60代女性)

昔は男性が優遇されていると思っていたが、近年は、女性のほうが男女平等の名のもとに保護され、優遇されていると思う(70代女性)

子供絡みのことは優遇されている(20代女性)

以前は男性が優遇されていたけれど、近年の女性差別を問題視する傾向によって女性が優遇されるようになった、という声も。

母子家庭世帯に対する支援対策を例にあげる方も見受けられました。

とはいえ、近年は父子世帯も含めた支援対策が増えてきている傾向にあります。

 

男女それぞれ優遇されている場面があるため、男女で差はない、と考えている人が多いことがわかりました。

「2025年までに男性の育休取得率30%」や「女性管理職比率を30%」などといった政府による目標や、レディースデーの廃止など、世の中は昔と比較すると変化してきていることは間違いありません。また、これからは、性別に関係なく個人を尊重する時代が到来するともいわれています。

個人個人が生きやすいと感じる世の中を目指すことが大切なのではないでしょうか。

■調査概要

調査期間:2022/09/09〜2022/09/12 調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の男女 モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight
調査人数:1016名

 

 

 

 

 

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