「障がい者アート協会」について
障がいのある方が気軽に発信できる場所と、創作活動を通して経済的対価を得ることのできる仕組みづくりをしています。
障がいを持っている人なら誰でもアーティスト登録ができること、発表した作品の対価はもちろん、作品が二次利用されなくても創作活動応援費を得られることでアート活動を始めやすく・続けやすくなっているのが特長です。
障がい者アート協会の水谷様にお話を伺いました。
私たちは、協会にお送りいただいた作品を紹介するオンラインギャラリーの運営や、SNSでの作品・アーティストの紹介をしています。
また、集まる作品を土台に、障がい者支援に関心のある企業に向けて、作品の商品化や装飾サービス提供のご提案など営業・広報活動を行っています。
―アートギャラリーには、本当にたくさんの作品が掲載されていますね!
はい、登録者数は750名、作品数は22000点を超え、日本最大を自負しています!
協会に届いた作品は、1日に3回公開しています。30件ほど公開する日もあり、毎日作品が増えていきます。
アーティストも年齢は4歳から89歳、障がいの内容も身体・精神・知的に加え、指定難病のかたも登録があります。
―文字通り、障がい者手帳を持っている様々な状況の人が参加しているんですね。
そうなんです。私たちは、アーティスト・作品を分け隔てしないのが特徴です。
背景として、最近は世界的に活躍している障がい者アーティストもいますが、まだごく一部であり、障がいの内容にもかたよりがあるのが現状です。特に、精神障がいや視覚障がいを持つ方は評価がされづらかったり、活動の場が少ないんです。
私たちのギャラリーは障がいの種類に関わらず平等な場にしたいので、お送りいただくアーティストや作品の選別を行いません。アートの価値は、見てくださる人それぞれにつけてもらい、どんな人にも活動の場が開かれているようにしています。
SDGs 17の目標のうち「人や国の不平等をなくそう」に表されているような、誰も取りこぼさない場所としてさらに発展していくことを目指しています!
―本当に個性豊かな作品が毎日更新されていて、webサイトからエネルギーが伝わってきます。
ありがとうございます。 協会では、アーティストとして障がいの内容はもちろん、性別や年齢も関係ありません。ぜひ私たちのことを知って、参加できるかたはぜひ今日から参加してみてください!
障がい者アート協会の活動について詳しく知りたい方は、こちら