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寄付対象期間 (2022/4/1 ~ 4/15)

「認定NPO法人3keys(スリーキーズ)」について

 

虐待や貧困などで、頼れる人が周りにいない子どもたちをサポートする活動をしています。どんな環境で生まれ育っても、十分な教育や愛情が受けられる、すべての子どもの権利が保障される社会を目指しています。

 

 

施設での学習支援の様子

 

 

3keysの鈴木様にお話を伺いました。

 

私たちは子どもたちのサポートをオンラインとオフライン両方で展開しています。

 

オンラインでは「Mex(ミークス)」という10代向け支援サービス検索・相談サイトなどを、オフラインではどんな子どもたちでも家のようにくつろげるパブリックな場所「ユースセンター」を運営しています。

 

虐待・いじめ・自殺・こころの問題など、深刻な悩みを抱えた子どもたちには、頼れる大人や支援団体とつながることが必要です。Mexでは、大人でも分かりづらい行政やNPOなど支援機関の情報を、子どもひとりでも比べて選び、窓口に繋がることができるよう提供しています。

 

 

ユースセンター

 

 

また、家や学校に居場所をなくした時や、ひとりになりたい時に、くつろいだ気持ちで好きなことをして過ごせる現実の空間も必要です。

「ユースセンター」は、子どもたちが目的を持たなくても、好きなことをして過ごせる場所として運営しています。

 

―「Mex(ミークス)」には、悩み解決のヒントになるようなコラムも掲載されていますね。

 

そうなんです。「生活保護世帯の医療費」や「妊娠したかも」など、学校や家庭に代わって、子どもたちが自身の持っている権利や尊厳を守るための様々なコンテンツを作り、発信しています。

 

 

オンライン相談会

 

 

また、YouTubeでも啓発アニメーション「ミーのなやみ」などの動画配信を行ったり、コロナ禍で虐待や自殺に関する子どもからのSOSが増えた際には、緊急企画としてオンライン相談会を行いました。

 

正しい知識や情報を持っていないせいで、支援が必要な状況にあることを自覚できていない、という子どもたちもたくさんいます。彼らが必要な一歩を踏み出す機会を作るための活動です。

 

―漢字にはルビが多めにふってあるなど、子どもがひとりでも理解でき、支援の手に辿り着けるよう様々な工夫をされているのですね。

 

 

「ミーのなやみ」バイト編より

 

 

―モラタメ会員にメッセージをお願いします。

 

子どもの悩み・苦しみの特徴のひとつに、周りにも自分にも分かりづらい、ということがあります。子どもは大人の作った環境の中で生まれ育つため「これが当たり前」だと思ってしまうと、自分が苦しんでいることにも気づけないことがあります。

 

これを読んでくださる大人の皆さんには、ぜひ私たちの取り組みを少し心にとめてもらい、何かの機会に情報をシェアしていただけると嬉しいです。今はオンラインで様々な情報が拡がっていきますので、皆さんがどこかで発した情報がいつかどこかの子どもの目にとまるかもしれません。

 

 

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