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寄付対象期間 (2021/9/16 ~ 9/30)

「NPO法人AlonAlon(アロンアロン)」

 

「ビジネスで社会課題を解決する」を目的とし、設立されたNPO法人です。

現在は、障がい者支援事業のひとつとして、就職することは難しいとされている中度から重度の障がい者が働ける就労継続支援B型事業所「AlonAlonオーキッドガーデン」を運営しています。

今回は、多岐にわたる支援活動の中でも特に注力されていらっしゃる「AlonAlonフラワープロジェクト」について、AlonAlonの那部様にお話をうかがいました。

 

「お花を買うことで障がい者支援ができる」

AlonAlonフラワープロジェクトは、障がいを持ったメンバーへの胡蝶蘭の栽培技術の習得を支援し、栽培された胡蝶蘭を販売しています。活動を通じて、障がい者の経済的自立を実現しており、たくさんの個人様・企業様からご賛同・ご支援を頂いています。「日本の花栽培の30%を知的・精神障がい者の仕事に」することが目標です。

 

 

 

 

平成30年度の厚生労働省の調査では、就労可能な障がい者の平均月収は16,118円、時給に換算するとわずか214円でした。障がい者年金の約90,000円を加えても月収は106,118円にしかならず、経済的な自立、主体的な社会参加が難しい状況にあります。近年、企業の障がい者雇用は一部で増加していますが、特に知的障がい者と精神障がい者の雇用環境は依然として厳しい状況が続いています。

 

そこで、私たちはこのフラワープロジェクトを立ち上げました。胡蝶蘭の栽培を全国的に広げるとともに物流網を拡充し、日本中に障がい者の働く農園で栽培された胡蝶蘭をお届けするモデルを構築しました。

 

千葉県富津市のAlonAlonオーキッドガーデンでは、現在20名ほどの障がい者が胡蝶蘭栽培に取り組んでいます。水やり、茎の形を整えるための「仮曲げ」、生育状態にあわせた鉢の向き調整、苗の仕立て…、作業を細分化し、各人のできる範囲に応じて様々な仕事を分担しています。

 

お花、胡蝶蘭の良いところは、華やかで可愛らしく、企業でも個人でも、嬉しいこと・お祝いごとの際にご利用いただけるところですね。最近は、母の日のプレゼントに購入いただくことも増えています。品質も良く、お客様にも喜んでいただいているんですよ!

 

 

また、フラワープロジェクトは「農福連携」の考え方に基づいています。栽培技術を身につけた障がい者が、売り上げから収入を得るとともに胡蝶蘭をたくさん使う企業に農園スタッフとして就職するという、雇用の創出にもつながっているんです。障がい者福祉を、担い手不足や高齢化が進む農業と連携させて新しい価値を提供していきます。

 

この活動を通じて、障がい者が経済活動に参画する環境を作っていきたいと考えております。

 

 

―モラタメ会員の皆さまに、メッセージをお願いいたします。

 

フラワープロジェクトのひとつである「バタフライサポーター」として寄付いただくと、返礼品として寄付額と同価値のお花が届くことに加え、障がい者の収入にもなり、関わる人みんなが幸せになります。

 

誰かをお祝いしたい・応援したい時にお花を贈るのは、とても素敵なことです。

今は気軽に会いに行けないけれど、気持ちを届けたい方へお花の贈りものを検討してみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

 

もしも活動に興味を持っていただけたら、「バタフライサポーター」としてのご登録をどうぞよろしくお願いいたします。

 

―ありがとうございました!

 

バタフライサポーターについては、ぜひこちらからご覧ください。

バタフライサポーター募集(AlonAlon様のwebサイトへ)

 

AlonAlonオーキッドガーデンの日々の活動を動画でご覧いただけます。